50代の退職 〜忘れられない送別会〜

テレビのお仕事

2025年は30年以上勤めた会社を辞めるという大きな行動をした年でした。

そして退職する(した)とお伝えしてからいろんな方から、かなりの数、会食や送別会に誘っていただきました。

食事会のパターンとして…

●会社の先輩後輩

●随分前に辞めた後輩たち

●個別で後輩数人

●今後お世話になるかもな人

●ほぼ友達関係

などなど。

いろんなパターンで送別会、お疲れ様会を開いていただいた。

何度もいろんな形でこういう会を開いていただくということは本当に本当にありがたいことです🙇‍♂️

また中には歳のせいだと思うが、定年退職を思わせる瞬間もチラホラ…😅

花束とかもらっちゃうと、完全にそれな感じである意味辛い…
(「いやまだやるし💢」みたいな😅)

自分の会社の仲間から送別会を開いてもらうなんて全く想像していなかった。

もちろん、私としては円満に進めてきたつもりではあるものの、それはあくまで私が勝手に思っていることであり、社長をはじめとして相手はどう思っているかなどわからない。

退職してからのある日…

「いくつかスケジュールください。小宴ですが、送別会を開かせてもらいたいです」と、社長からおっしゃっていただいた。

「小宴」

それは一体どの規模なのか…

A. 会社の人2〜3名と私?

B. 会社の役員全員(7〜8名)と私?

C. 10名以上のスタッフと私?

全然答えられない超難問だ💧

「小宴ってどれくらいですか?」と社長に聞くことは絶対にできない💦

ソワソワしながら時間が過ぎて…

ある日、会社のスタッフと話す機会が何度かあった時…

「あ、送別会よろしくお願いします!」

「送別会行きますんで!」

的な挨拶がちょこちょこ。

思い切って後輩に聞いてみた。

「ねぇねぇ、こんなの聞くのもなんだけどさ、何人くらい来るか知ってる?」

と尋ねると、とんでもない答えが───

「いや、今回社長の仕切りなんで僕ら全然わかんないっス」

社長の仕切り⁉️

なんということでしょう…

謎は深まってしまった…

もう全然わからない。

ただ、「小宴」ではなさそうな気しかしない💧

そして送別会の2〜3日前に、小宴に関して色々と細かい作業を社長から振られているらしき後輩が連絡をくれた。

別件だったのだが、また同じ質問をしてみた。

というのも…

送別会開いていただいてもらうだけもらって「あざーっす!」というわけにはいかず…
お返しが必要だと考えていた私は何人分用意すればいいのか、誰に聞こうかと悩んでいたのだった。

すると彼は───

「現状23名です。◯◯という店の地下1階です。」

😳

予想より、すげー多い💦

あそこの地下1階ということは、これはおそらく貸切…

これは小宴とは言わないっス、社長。

大変だ!と慌ててお返しの品を用意する💦

当日、やはりお返しスタンバイに時間がかかり、少し遅刻してしまった。

とんでもない失態だ。

よく番組の打ち上げなどで使われるそのお店では店員さんも「あ〜いつもお世話様です」みたいなリアクションでお迎えしてくださる。
(ちなみに私の担当番組ではそこを使ったことがないので初めましてだ)

現場に入るとあろうことか、社長がマイクを握り、進行してくれている。

今日は一応私が主役になるのだろうと思い、スピーチ的なこともあるだろうと色々と考えてきたのだが、宴ではことあるごとに話を振られ、社長の絶妙な回し(業界用語で進行と盛り上げのこと)により、お涙頂戴的な空気にはならなかった😅

最近の世の中ではアルコールハラスメント、飲み会ハラスメント、といったことも言われるので、社長仕切りの宴で若手まで声をかけると何かと「行かなくちゃいけないんだろうな」みたいな空気になりそうだということを踏まえ、役職についている者だけに声をかけたことを了承してほしいなどと、ここまでのご苦労を感じるお言葉まで頂戴した。

先輩、後輩、みんな一度は番組を一緒にやってきたスタッフ。

それぞれに思い入れもあったが、私が思っているのと全然違う思い出を話す後輩も多かった😅
これは面白い気づきでした☆

MCの社長は来てくれた23人全員から私との思い出トークをいじり、笑いにかえ、そこで私に話を振り、いい感じでオチをつけてくださる。

本当に身に余る光栄だ。

感謝しかない。

私はこの日のことを生涯忘れないだろう😭

31年間この会社で働いてきて良かったと心から思う。

取締役の先輩からお誘いを受け、少人数で二次会に行くときにはもう社長は離脱されていた。

しんみりした感じは嫌いなのだと思う。

本当に心配りのできる、優しい親分なのだ。

全ての行動が素晴らしい演出になっている。

私が日本一の演出家と思っていた人の振る舞いを改めて間近でみて、間違っていなかったと強く思った夜でした🌛

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